キネシと暮らしの記録

筋肉の反応で潜在意識の声を可視化する「キネシオロジー」を実践しています

苦しい働き方をしていた頃の私へ

こんにちは。筋反射で潜在意識を紐解くキネシオロジー※をやっているゆっこです。

キネシオロジーは、筋肉の反射を通して潜在意識の声を聞き、握りしめている不要な信念に気づき、手放し、本来の自分を取り戻していく方法です。

キネシオロジーと出会う数年前まで苦しい働き方をして苦しんでいました。今日はその時の自分の感覚を書きたいと思います。

同じようなご経験をされた方も多いと思うので、参考にしていただけると嬉しいです。

勤め始めてからそれまでに経験をしたことがないような忙しい職場に異動した時、始めの頃は忙しくても、求められていることに応えている自分に誇らしさも感じていたように思います。

それが段々と時間外勤務が続く中で身体が辛くなり、疲れも出てきました。平日だけでも追いつかないので、休日出勤もして。当時のプライベートの記憶はほぼないです。常に追われている感覚です。周りもそれなりに忙しいので、自分ができないと言ったら周りに皺寄せがいって誰かがまた大変になるだけで、根本は解決されないのだから、自分でやるしかないと思っていました。表向きは。

でも、本当のところを言うと、Noを言うことが本当に怖かったのだと思います。「私はできない」と言ったことで周りに与える波紋が。どんな風に自分が見られるだろうか。職場に居づらくなるのではないだろうか。居場所があるだろうか。それは、まるで自分の存在が全否定されるような感覚に近かったかもしれません。体調を崩して物理的に倒れて終えば言い訳が立つからいいけれど、自分からNoを表明することはあり得ない感覚でした。

恐れが大きすぎると人は動けなくなるのだと思います。当時は何に恐れていたかも自覚がなかったので、余計に怖かったのかもしれません。

 

あとから、当時抱えていた私の信念がこのような状況を作り出していたのだとわかるようになりますが、要因は複数あるものの、一つにはわがままや自分勝手を受け入れないと言う信念が大きく影響していました。わがままや自分勝手を受け入れないので、自分の声を優先しないようにし続けて自分の感覚を抑圧していきます。周りの人の役に立ちたいと思うことは尊い感情だと思いますが、自分を犠牲にしてまで行うのは違いますよね…。

こうした信念を持つようになった大きな原因には、私の場合は親が持っていた信念が強く影響していたと思います。周りに迷惑をかけてはいけない。周りの役に立つことが大事。昭和時代の親からはこのように育てられた方は少なからずいらっしゃるかもしれませんし、子どもが苦労しないようにと思っての教育だったのだと思います。時代が変わって少しずつ空気も変わってきましたね。

キネシオロジーと出会った後の私はだいぶこうした感覚から抜けてきたので、苦しい働き方は選択しないようになりました。当時の私に会えるなら、次のように声をかけてあげたいです。

「頑張ってるね。でもあなたの体は苦しいね。心も辛くなってきてるよね。自分の体はあなただけしか守れないって本当はわかってるよね。だから頑張って上司に相談してほしい。それでも職場が変わらないのなら、無理をしないでほしい。あなたの価値は私が誰よりもわかってる。そして本当は心の底ではあなたもわかっているはず。だから自分を大事にしてあげてほしい。」

 

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