キネシと暮らしの記録

筋肉の反応で潜在意識の声を可視化する「キネシオロジー」を実践しています

ザ・メンタルモデルワークブックで心の中を旅する

以前に由佐美加子さんの「ザ・メンタルモデル〜本当の自分を知る〜」を読んだ時、その世界観に魅せられて、もっと知りたいと思ったので、「ザ・メンタルモデルワークブック」を購入してワークに取り組んでいました。

12のワークがありますが、テーマごとに自分を掘り下げていく質問が1ページ分、丁寧にびっしりと書き込まれた説明、さらに掘り下げるための問…といった調子で構成されていて、一つ一つのワークがとても濃いです。

由佐さんによると「このワークブックは、Journey to the Sourceのプログラムの中で扱っている内的統合のためのワークとそのエッセンスを、より多くの人に触れていただけるようにという願いから本の形に昇華させたもの」とあり、本当に内容の濃い集合セミナーに参加していたような気持ちになります。

そして、日常の生活をしながら、少しずつワークを進めることができるので、直近で起きた不本意に感じた出来事などを扱って、なぜ自分の感情があんなに揺れ動いたのか等を掘り下げることができるので、毎回が大きな気づきになりました。

この1冊を通して、自分の心の中を旅しているような感じがしました。

 

今日、最後の12章「生存適合OSとメンタルモデル」を取り組みましたが、このワークに取り組む前に、自分の中で旦那さんへの怒りが沸くような出来事があって(本当に些細なことが原因です)、頭がまだモヤモヤしていたんですね。

でも、このワークをしている途中、その怒りが、“自分がこの世界に求めていること“、“自分がこの世界にあるはずだと思っていたもの“に関連していること、それが満たされなかった時の「幼子の自己(インナーチャイルド)」の嘆きとリンクしていることに気がつき始めました。だから、あんなに自分の心が揺れ動いてしまったのだなあと…。

そして、さらにその後、激震というか、ワークを通じて、不本意な現実をつくり出している源流を遡っていくと、まさかの自分の行動がつくり出していたということを認めざるを得ないというか...。

その頃には、怒りでモヤモヤしていたものは、綺麗さっぱりどこかに行ってしまいました。

自分の中に抱えていた痛みが、心の奥深くにしまいこまれ、表意識では気づかないうちに痛みを回避するような行動をとっていて、それが全ての現実を作っていたんだなと、納得しました。

その痛みが、「自分がこの世界にあるはずだと思っていたのに、得られない」ことに関係しているからこそ、深く深く傷ついてしまいます。

逆に、私は、その痛みがあっても、「この世界にあるはずだと思っているもの」を体現したい、それが私の人生の大事なテーマでもあることがわかってきます。その体現したいテーマは一人一人違っていて、でも、どのテーマも愛に関連していて、だから、この世界は本当に美しいのだなあと。

 

本という媒体でここまで深い内容に落とし込んでいただいて、感謝です。

しばらくしたら、また1章から再び2巡目のワークをしてみたいなと思っています。