キネシと暮らしの記録

筋肉の反応で潜在意識の声を可視化する「キネシオロジー」を実践しています

群発頭痛とのお付き合いと読書の楽しみ

5月上旬すぎ頃から持病の再発でこの2週間ほど、省エネモードで過ごしていました。

私は10代の終わりから群発頭痛という種類の頭痛を患っていて、それは数年おきにやってきて、それが始まると1〜2ヶ月くらい、毎日、ほぼ同じ時間に激しい痛みを伴う頭痛が1時間くらいやってきていました。

前回の発症が7年前で、それまでこんなに空くことはなかったので、ようやくこの頭痛ともお別れできたんだなと安心していたのですが、まだお別れできていなかったようで。笑涙

 

30代に原因を突き止めたいと、専門外来でCT撮るなど検査したけれど原因はわからず、頭痛治療に効果的と噂されるクリニックや鍼灸院に予約取って行ったりもしましたが、効果が見られなかったんですね。その後は頭痛が来たら諦めて、その間はじっと耐えてやり過ごすという過ごし方になっています。この諦めが、だいぶ心身を楽にしてくれているように思います。若い頃はこの頭痛の来る時間が恐怖でしたし、30代は何とか対処しようと戦いにも似た気持ちになっていましたが、その後、諦めに気持ちが転換したことで、頭痛への注意を払うのが最小限になり、気持ちが楽になったんですね。

 

頭痛のメタファーには、“完璧でなければならない“や、“笑い物にされた、無視された“など色々ありますが、発症時期からも、10代の対人関係の悩みや、大学受験のストレス(受験勉強期は家族から歯軋りがすごくて心配されたりしていた)などが少なからず頭痛に影響しているのではないかと感じていて、自分の抱えてきた抑圧を少しずつ解放していく中で、頭痛の痛みも減っていくといいなと思っています。

 

さて、この2週間くらい、頭痛を抱えつつの日々でしたので、仕事以外の家での生活はとことん省エネで、お弁当は作っても品数少なく、昼食後の散歩はやめて昼寝を、寝る前のストレッチはサボって本を寝そべって読むなどして過ごしていました。そう、お行儀悪いけれど、この寝そべって本を読むのは、小さい頃から変わらない、自分の最も好きなことなんだなと改めて感じました。

 

この数日はAmazonで見かけて買ってみた由佐美加子さんの「ザ・メンタルモデル」を読んでいたのですが、これ、本当に面白くて、ワクワクしました。

由佐美加子さんが多くの人のセッションを通し、不都合な現実など外側に起きていることのすべてがその人の内側にある世界から創り出されているという仮説をベースに、それぞれがどのような痛みや信念を抱いているのかを紐解く中で、人が小さい頃に体験した痛みを切り離すために身につけた信念を4つの類型に集約されています。

痛みを回避するために身につけた信念は、キネシオロジーで扱うところのサバイバルプログラムで、その概念は理解していたところです。でも、由佐さんは、メンタルモデルは自分の内側でこの世界にあるはずだ、と思っていたものが外側の世界にないことがきっかけであり、その人の成長(進化)とともに、自身が持つメンタルモデルに気づき、俯瞰し、内省することで、自分が望むこれがあるはずだと信じる世界を表現するするための行動に向けていくようになる、としたところが素敵だなと思いました。

ラクティショナーさんが、セッションを通じて、クライアントさんそれぞれの魂が本当に美しいことに感動するとおっしゃられるのを聞きますが、由佐さんがおっしゃることと通じることなんだろうと思いました。

 

今週末は、由佐さんのその他の本も読み始めようと思っており、ワクワクが止まらない金曜日の夜です。