キネシと暮らしの記録

筋肉の反応で潜在意識の声を可視化する「キネシオロジー」を実践しています

プレバトの辻元さんの黒板アートに感動しました

プレバトが好きで、毎週、録画して見ています。

アートも俳句もどちらも楽しいです。様々な分野の芸能人の皆様が目の前のことに一生懸命になって打ち込んでいる姿が清々しく感じます。

 

昨日放映されたものを先程見ていましたが、黒板アートの辻元舞さんの作品が素敵で、感動しました。隣で見ていた普段クールな旦那さんですら泣けてくるような作品と言っていたくらい。

夕焼け空の色、暗くなってきた校舎の廊下、風にはためくレースカーテン、中央にいるキャラクターのなんとも言えない穏やかな表情と肉感の感じる丸いボディ。

 

昔、確かに自分がいた懐かしい場所、戻りたいけれど戻れなくて、切ない、そんなような気持ちになりました。

廃校が決まっている学校の黒板アートという設定でしたが、このアートは廃校という要素から、多くの人の心を打つような普遍性すら感じました。

 

講評された先生も、辻元さんが自身のらしさを出してこられるようになりましたね的なコメントをされていました。

技術はもちろん素晴らしいけれど、さらに、自分の内側から出てくるものを表現されているからこそ、人の胸を打つのかもしれないと思いました。

 

昔、村上春樹さんが、コツコツと穴を掘り続けることで、いつか水脈にたどり着く、掘り続けることに慣れてくると、効率よく新たな水脈を掘り当てることができるようになる、といったことを書かれていたことを記憶しています。

プレバトは、そうした芸能人の皆さんの穴掘り作業を拝見させてもらえているような感じがします。また、皆さんが他の方に触発され、お互いに切磋琢磨され、どんどん素晴らしい作品を作られているのを見ると、穴を掘る中で、水脈を見つけられているのかなとも思います。

 

人にはみな、地下には自分の手付かずの水脈があるとすると、私は、これまで、掘り続けることを自分の中のブロックが邪魔をして断念してしまうことが多かったですが、これからは、諦めずに目の前の好きなことを掘り続けていきたいと思いました。

そして、人の内側から出てくる世界がこんなに素敵なもので人の胸を打つのならば、多くの人が自分の水脈を見つけて、外側に表現できるようになれば、世界はもっと素敵になる、プレバトを見て、そんなことを思いました。